ふと、「何か手を動かして作ってみたい」という気持ちが芽生えて、ずっと気になっていたシルバーアクセサリーの制作体験に挑戦してみました。
普段は既製品を選ぶばかりだった私が、素材に触れ、自分で施し、形を作るという新しい喜びを知った日。
シルバーアクセサリー制作は想像以上に奥深く、そして何より「もの作りの楽しさ」を感じられる、特別な時間でした。
今回はその体験を、写真とともにご紹介します!
Contents
【シルバーアクセサリーワークショップ Atelier AƵu】の詳細
📍〒603-8223 京都府京都市北区紫野東藤ノ森町11−1 藤森寮北棟1階
スクロールできます
スクロールできます
【シルバーアクセサリーワークショップ Atelier AƵu】のInstagram
今回制作した「真鍮のタグ」✨

写真の真鍮はゴールド。他、銅・混合もありました。
プレートの直径は2㎝ほど。
ペンダントトップやペットダグに適したサイズ感です。

上の写真は【シルバーアクセサリーワークショップ Atelier AƵu】のアソビューから。
とてもかわいいですね!
私たちはペンダントトップとして使っています。
真鍮とは?
銅と亜鉛を主成分とする合金。英語では「brass(ブラス)」と呼ばれています。真鍮は亜鉛の割合により硬さや色合いが変化し、金色に近い、美しい光沢があり、そのため、装飾品や楽器、建築金具など、幅広く使用されます。
特徴
- 耐食性が高い
錆びにくく、屋外でも長持ち。
- 抗菌性が抜群
ドアノブや水道管など、衛生面が求められる場所にも利用されている。
- 電気・熱の伝導性がいい
電気部品や配管材料としても使われる。
- 加工しやすい
柔らかめの金属で、曲げたり削ったりしやすい。
制作の流れ
シルバーアクセサリー作り、と聞くと、「難易度が高いのでは?」 と思ったそこのあなた!
ご安心ください。
講師のAzuさんが、丁寧に濃やかに教えてくださいます。
おかげで、超絶不器用な私でも、素敵に仕上げられました💖
①真鍮の色選び

プレートと、その周りを囲う輪の色を選びます。
色は真鍮のゴールド・銅・混合の3色ですが、プレートによりそれぞれ、微妙に色味が異なります。
よく観察して選びましょう!
②プレートに数字やローマ字を打ち込む
これがなかなか、至難の業……。

滑り止めの台にプレートを置き、手でしっかり固定。

数字やローマ字の判子をプレートに打ち込みます。
判子を金槌でとんとんと叩くのですが、力加減が弱いとプレートに数字やローマ字が浮かばないし、かといって強く叩きすぎるとプレートをぶち破ってしまう。

なかなか苦戦しました。
Azuさんと恋人(めちゃくちゃ器用)に手伝ってもらい、なんとか無事に終了🌟
③お好みでプレートに凹凸を付ける

丸みのあるトンカチでとんとん。
Azuさんにアドバイスをいただきながら、好みの加減で凹凸を付けました。
④プレート周りのねじねじ作り
細長い2本の真鍮の尖りをなくすため、まずはやすりですりすり。
滑らかになったら、2本の真鍮の先端を固定して、少し強めにねじります。
⑤プレートとねじねじを固定

いよいよ完成!!
ここまでの所要時間は、不器用な私が1時間と少し。器用な恋人は40分ほどでした。
京都ならではな魅力が満載! ワークショップ内

京都の築100年の町屋の中。
たくさんの道具に囲まれた工房内は、普段の生活を忘れてしまう、そんなゆったりとした空間です。
ここで大切な人と、ペアのアクセサリーを制作できたことを、しあわせに思います。
真鍮タグ制作の感想
自分の手で形にしたシルバーアクセサリーは、世界にひとつだけの特別な存在。
完成したときの達成感や、手にしたときのぬくもりは、既製品では味わえないものがあります。
初めての挑戦でしたが、思いきって飛び込んでみて本当によかったと感じました。
もし、ものづくりに、少しでも興味がある方がいたら、ぜひ一度体験してみてください。