滋賀県・東近江市にある太郎坊宮(阿賀神社)をご存じでしょうか?
日中の参拝も良いですが、夜に訪れるとまるで別世界。
静寂の中で灯る灯籠の光や、夜空に輝く星々が、非日常的な、ロマンティック空間を作り出します。
今回は、太郎坊宮の歴史やご利益、アクセス方法から、夜ならではの素晴らしさやデートスポットとしての魅力まで、徹底解説します。
この記事を読んで、大切な人と、夜の太郎坊宮に行きましょう💖
この記事でわかること
- 夜の太郎坊宮の美しさ
- 太郎坊宮の歴史とご利益
- アクセス方法
Contents
太郎坊宮とは?
なぜ「阿賀神社」なのに「太郎坊さん」と呼ばれているの?
太郎坊宮は、標高350mの赤神山を御神体とする古社。
歴史は、飛鳥時代の西暦701年まで遡ります。
もともとは山岳信仰の場として始まり、阿賀神(農業の神様)を祀っていました。
現在も御祭神は変わらず阿賀神。
ではなぜ、「太郎坊宮」と呼ばれているのかというと、地元の人々に親しまれた、この地を守る天狗様の名前だそう。
雄大な自然と歴史が調和した、神秘的な神社です。
ご利益について
ずばり、「勝運」!!✨✨✨
主祭神である天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)は、勝運・開運・縁結び・厄除けなど、多くのご利益を授ける神。

特に、境内の700段の石段を登ることで、心身の浄化と達成感が得られると謂われており、スポーツ選手から受験生、ビジネスパーソンなど、多くの戦う現代人に信仰されています。
アクセス方法
太郎坊宮は、車と公共交通機関、どちらでもアクセス抜群!
交通手段 | 必要時間 |
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車の場合 | 名神高速道路・八日市ICから約15分 |
電車の場合 | 近江鉄道 太郎坊宮前駅から徒歩約20分 |
境内には無料駐車場が完備されており、混雑時でも比較的、スムーズに駐車可能です。
太郎坊宮の見どころ3選
①夫婦岩
大きな岩と岩が重なり合った「夫婦岩」。
夜は足元が見えるよう、赤い灯でライトアップされています。
この夫婦岩の間をくぐることで、悪い運気が清められるそう。
また、日頃、悪い行いをしている者は、この岩に挟まれてしまうとか……。
展望台からの絶景
太郎坊宮の本殿は、標高350mの山の中。
この場所からは琵琶湖や近江平野を一望でき、素晴らしい夜景を見ることができます。
美しい絶景を楽しむために、700もの急な石段を登る価値は充分にあり!
③ところどころにある石像
太郎坊宮には、多くの石像があります。
例えば恵比寿さんは、地域の景観や地域住民の生活を守り、七福神のうちのひとりは、健康長寿、家庭の安泰を叶える存在。
道祖神や庚申塔などもいるため、道中に探すととても楽しいです。
最後に ~夜の太郎坊宮の魅力~
昼間の活気溢れる太郎坊宮とは違う、夜の太郎坊宮は、まるで別世界。
参道を照らす灯籠のほのかな光や、夫婦岩の紅色のライト、そして、展望台に広がる小さな街灯と星々。
言葉では言い尽くせないほどきれいです。
夜は人気が少ないため、静寂の中、ひとりでぼーっとするもよし、大切な人と特別な時間を共有するのもよし。
そんなひと時は、きっと、あなたの心の癒し、満たしてくれるでしょう。
「勝利」の他に、縁結びのご利益もある太郎坊宮。
夜はライトアップされているとはいえ、足元に気をつけて、幻想的な雰囲気を楽しんでください💖